新法人設立について
奈良県建築防災調査者協会は、昭和58年2月の設立以来、奈良県における建築基準法第12条の規定に基づく特殊建築物及び建築設備の定期報告が適正に行われるように、調査又は検査を実施する活動に賛同した技術者をもって組織し、調査又は検査の業務を行う会員の資質の向上を図るために、知識の習得、技術の向上及び会員相互のの情報の共有等を図る事業を推進し、地域社会に貢献してまいりました。
今般、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律の規定に基づき、当協会は「一般社団法人なら建築安全支援協会」として一般社団法人に移行し、役員の任務や責任などを明確にし、私法上の地位を確保して、より社会的責任を果たすため、法人格を取得することにしました。
建築物等にかかわる災害や事故から人々の生命や暮らしを守るためには、建築物等を適切に維持保全し、安全を確保することが必要であり、定期報告制度は、建築物等の安全を確保するための仕組みであります。
建築物の安全・安心にかかる社会的関心が高まるなか、引き続き資質の向上と会員増強及び適切な業務の遂行と組織の充実を図り、今後も一般財団法人なら建築住宅センターと連携を密にして、建築物等の安全の確保に向けた社会的責任を果たし、公共の福祉の増進に寄与してまいります。
平成26年7月吉日 (一社)なら建築安全支援協会